教育・学校関係者様へ 中高生の自己理解と人間関係を育む「色彩教育」
NPO法人色彩生涯教育協会認定カラー講師
色彩検定一級取得
UCアドバイザー
色彩講師・カラーアナリスト
吉永梨沙カラーアカデミーの
代表吉永梨沙です
思春期を迎える中学生・高校生は、
心も大きく成長していく一方で、
さまざまな悩みや葛藤を抱える時期でもあります。
「もっと自信を持ちたいけれど、自信がない」
「友達からどう思われているのか気になる」
「周りに合わせすぎて、疲れてしまう」
こうした生徒たちの姿を、学校の先生方や
教育関係者の皆さまも日々
目にされているのではないでしょうか。
人の悩みの多くは「人間関係」に
関係しているとも言われます。
私たちは、家族、友人、学校、職場など、
さまざまな人との関わりの中で生活しています。
だからこそ、周囲の人と良好な関係を築くことは、
心豊かに生きていくための大切な要素のひとつです。
昔勤務していた会社は激務でしたが
人にはとても恵まれていたので
辞めたくてもなかなかやめられず、、笑
なんてこともありました。
逆にどんなに楽な仕事でも
人間関係が酷い場合は
心をすり減らしてまで継続は
難しいなと感じます。
「色」を通して、自分と相手を知る
私が所属している認定NPO法人色彩生涯教育協会では、
Color Bridge Projectの活動を通して、
学校教育の中に色彩を届けています。
中学校での受講者数も、
532人 → 964人 → 1,706人
と年々増加しており、学校現場における
色彩教育への関心やニーズが少しずつ
広がっていることを感じています。
では、なぜ「色」が中高生へのアプローチとして
活用されているのでしょうか。
そこには、3つの大きな理由があります。
① 毎日の生活にある「色」だから、
取り入れやすい
私たちは毎日、洋服や文房具、持ち物、身だしなみなど、
さまざまな場面で色に触れています。
つまり、「色」は特別なものではなく、
子どもたちにとっても非常に身近な存在です。
新しい知識を一から学ばなければ
ならないものではなく、普段の生活の中にある
「色」を入り口にすることで、自然な形で
興味を持ってもらうことができます。
難しく考えなくても、まずは「この色、好き」
「この色だと明るく感じる」といった感覚からスタートできる。
この取り組みやすさも、
色彩教育の魅力のひとつです。
② 感覚から入ることで、
難しい内容も理解しやすい
「自分の長所を3つ挙げてください」
と言われたら、すぐに答えられない
生徒もいるかもしれません。
一方で、
「この色を身につけると、顔が明るく見える」
「こちらの色だと、落ち着いた雰囲気に見える」
というように、色の違いを
目で確認することなら、比較的
自然に取り組むことができます。
色彩教育では、決して「なんとなくの感覚」
だけで話をしているわけではありません。
色の見え方や色彩心理、配色など、
実際にはとても理論的な内容を扱っています。
その理論を「色」という目で見て
体験できるものを通して伝えることで、
難しい内容であっても子どもたちが理解しやすくなる。
これは、私自身が学校で色彩講座を行う中でも
とても大きな魅力だと感じています。
③ 「違い」を認めることで、
コミュニケーションにもつながる
色には、「この色が正解」「この色が優れている」
という答えはありません。
人によって好きな色も違えば、
似合う色、心地よく感じる色も違います。
その「違い」を自然に認められることは、
人との関係を考えるうえでも
大切なことではないでしょうか。
色彩講座では、友達同士で色について
感じたことを伝え合う場面があります。
すると、
「こっちの色の方が明るく見える!」
「この色、似合ってるね」
「こっちの方が雰囲気に合ってる!」
など、相手を肯定する言葉が自然と生まれてきます。
講座を終えた生徒たちからは、
「楽しかった!」
という声や、たくさんの笑顔が見られます。
色をきっかけに、普段はなかなか言葉にできない
「相手の良いところ」を伝える。
そんなコミュニケーションの
きっかけにも、色はなってくれます。
ドレープ体験で生まれた、
生徒たちの変化
実際の授業では、カラードレープ(色布)を
顔の下に当てて、色によって顔色や
印象がどのように変わって見えるのかを
体験してもらうことがあります。
この時間は、生徒たちの反応が
大きく変わる瞬間でもあります。
特に印象に残っているのが、普段は
友達を褒めることに少し照れがある男子生徒たちです。
友達にドレープを当てると、
「この色の方が明るく見える!」
「こっちの方が印象いい!」
と、自然に声が上がりました。
言われた側の生徒も、少し照れながら
嬉しそうな表情を見せてくれます。
そこには、「相手を否定する」のではなく、
「相手の良さを見つけて伝える」という
コミュニケーションが生まれていました。
教室の中に、普段とは少し違う温かな空気が広がっていく。
色彩教育には、そんな場面を生み出す力があります。
「自分を認める」ことが、
「相手を認める」ことにつながる
色を通して自分の魅力や似合う色を知ることは、
自分自身を客観的に見つめるきっかけにもなります。
「自分にはこんな色が似合うんだ」
「こんなふうに見えるんだ」
という新しい発見は、自分自身への見方を
少し変えてくれるかもしれません。
そして、自分の良さを認められるようになると、
少しずつ心にも余裕が生まれます。
すると今度は、周りにいる友達の良さにも
目を向けられるようになります。
誰かと自分を比べて、
「自分の方が劣っている」「自分には良いところがない」
と考えるのではなく、
「自分には自分の良さがある」
そして、
「相手にも相手にしかない良さがある」
と、お互いの違いを認められる。
自分を肯定することが、他者を
肯定することにもつながっていく。
私は、色彩教育にはそんな「自己肯定から他者肯定へ」
という循環を生み出す可能性があると感じています。
学校・教育関係者の皆さまへ
色は、私たちの身近にある、
とてもシンプルなツールです。
だからこそ、年齢や性別に関係なく、
子どもたちが楽しみながら「自分」や
「人との違い」について考える
きっかけをつくることができます。
当サロンでは、中学校・高校での特別授業や
学習、PTA主催のセミナーなど、学校や
教育現場の目的に合わせた出張講座を実施しています。
「自分自身のことをもっと知ってほしい」
「お互いの違いを認められるようになってほしい」
「生徒同士のコミュニケーションを深めたい」
そんな教育現場の取り組みのひとつとして、
色彩教育を取り入れてみませんか?
講座内容やカリキュラム、実施形式、対象学年など、
ご希望に合わせてご相談いただけます。
色を入り口に、自分を知り、相手を知る。
生徒たちが自分を大切にしながら、
周囲の人とも心地よく関わっていくための
学びとして、色彩教育をぜひご活用ください。
ご興味のある学校・教育関係者の皆さまは、
お気軽にお問い合わせください。





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